FINAL TURN「Re；」

どうも、ごぶさたしてます、あけびです。
生きてますよ～・・・。

思っていたよりも最終回のダメージが強かったみたいで、創作意欲ががくんと下がってました・・・。
おもに367ってなんだったのかなぁ、私踊らされてただけだったのかなぁ、と一人で勝手に落ち込んでまして（笑）
あ、でもあちこちの素敵37または367サイト様の素敵妄想ネタで一気に浮上した私であります。
我ながらなんて単純！＾＾
とりあえず367は置いておいて、個人的な本編の感想を投下しておきます。

見終わってまず思ったのは、本当に「コードギアス」はルルーシュの物語だったな、と。
それまで死んだも同然（？）の状態で生きていたルルーシュが、C.C.に出会うことで再び「生きる」ようになって、そして本当に死を迎えるまでの彼の人生を描いたものだった、と。

復讐しようとしていた父が実は自分たちのこと思いやっていたり、愛する母は育児放棄（？）していたりと、本当ルルーシュが反逆した意味ってあったの？と思うときもありましたが、最後の最後で彼はまさに「世界を壊し、世界を作った」な、と感じました。
ものすごくきれいにまとまっていたし、ゼロレクイエムにはちょっと言いたいこともあるけど、あんな壮大なBGM流されたら納得せざるを得ないじゃないですか（笑）
ルルーシュはナナリーの言葉を聞けて逝けたのかな・・・だったらいいな。
これからもずーっと「悪逆皇帝」としてしか語り継がれないのかと思うと寂しいですが、ルルーシュはそのことを覚悟していたんだろうし、ナナリーやカレンに悟ってもらえただけで十分満足なんでしょうね。


ではここからは己の欲望に素直にスザクのことについて語ってみたいと思います。

正直ですね・・・1回目見終わったときは「なにこの優しくない展開」と茫然自失してしまいました。

まず「いや・・・届いているよ、カレン・・・」
ドッカーン！！
で「私のランスがぁぁぁ！！！！主人公機だと思ってたのにぃ！」
と一気にテンション落ちましたしね。
てかアルビオン紅蓮より性能下なんですか・・・ラク姉さん＆ロイドさん＆セシルさんのトリプルコンボだから仕方がないんですかね？
ギアスの呪い使っても勝てないのか・・・それも地味にショックです。
カレンとはギアスの呪いなしでガチでバトルしてもらいたかったので。
ナイトメアの操縦技術は「カレン＝ジノ＝星刻」らしいのですが、スザクもそれくらいってことかな？

で、ランス爆発してひやりとしましたが「ははは、仮にも準主人公レベルの人物が爆発どっかーん☆で終わりなはずないじゃないか」と高をくくっていたのですが、ナイトオブゼロのお墓とその前にたたずむアーサーで一気に体中の血が逆流しました。
「いやいやいや、待ってくれ！！」と全身震えながら見守っているといきなりゼロ登場。
このあたりの演出が1期の4話とかぶっていてなつかしかったです。
「・・・お？お、お、お、おぉぉぉぉぉぉ！！！！」
と一気にテンションが上昇し（太字のところでゼロスザクさんが弾丸よけていると思ってください）、そしてゼロレクイエムが明かされたところで一気に急降下しました。
まさにジェットコースター。
そしてあとは半ば茫然としているうちにエンディングとなってました。

しばらくした後意識を取り戻し、
え、ちょっと待って、スザクずーっと仮面かぶったまんま！？笑顔はどこ行った！？
「殺したいほど憎いやつ」として人生送るの！？
それどんな鬼畜プレイ！？？

と大混乱したのですが、2度3度見直すうちに考えが変わってきました。

最初は「枢木スザクはもういないんだ・・・」と半ば鬱になっていましたが、これこそスザクが望んでいたことだったんだろうな、と思うようになりました。

スザクはずっと自分の罪を償うために、というかそれから逃げるために「死」を望んでいた。
そこでルルーシュは「枢木スザク」としての「死」を与え、「ゼロ」として「生きる」道を与えてあげたのではないかな～、と・・・楽観視しすぎですかね＾＾；
「枢木スザクとして生きることはもうない、人並みの幸せもすべて世界に捧げてもらう」ってセリフもおいスザクとんだとばっちりだなと思いましたが、これもルルーシュなりのスザクへの優しさ・・・だったのかな。
中途半端な言葉かけたらスザクまた思いつめそうだし。
ルルーシュの仮面に触れる手つきがとても優しいものに見えたので、そう解釈することにします（笑）
キャメには計画を打ち明けたのも、シュナ兄さんにギアスをかけたのも、たぶんスザクをサポートさせるためでしょうしね。

問題は今後ですね・・・あの子絶対意地でも仮面とろうとしないだろうなぁ・・・。
精々ロイドさんとセシルさん、ナナリー、アーサーはぎりぎりセーフかもしれないけど。
まぁ周囲にはバレバレ（笑）でしょうけど、そこは暗黙の了解、ということで。
ゼロレクイエムの全貌もしくは一部を悟った人達は、黙ってスザクやナナリーを支えていくだろうし・・・。
そもそもゼロレクイエムの内容を悟れるのは「ゼロ＝ルルーシュ」だったこととルルーシュとスザクの本質を多少なりとも理解している人たちだけだろうし・・・ジノアニャは・・・難しいかもなぁ＾＾；

ア－ニャはオレンジ畑を耕しているし、ジノは消息不明だし（笑）
ん～、でも写真見る限りではラウンズやってるっぽいけど・・・なんで天子さまと一緒に？
結婚式の写真でもジノの隣にカレンがいて、「あぁそこはスザクの場所だったんだけどねぇ・・・」と思わず涙ほろりでしたが、ア－ニャの頭にアーサー乗っかっていたので復活しました＾＾
アーサーはきっとスザクの代理だ、てか実はゼロスザクもこっそり物陰からのぞいているんだ、いやむしろ写真とる係だったんだ、と思うことにします・・・だってそう思わないと、ね。
最終回後の367もいろいろと妄想していきたいなぁ、と思います。
ちょっと前までそんな余裕なかったけど、素敵サイト様がたのおかげでいろいろと想像が膨らみます。
本当にありがとう・・・！

それに今は無理かもしれないけど、5年、10年と時が経つうちにゼロはゆっくりと表舞台から姿を消していくと思うんですよね。
そしていつかゼロは世界にとって必要ではなくなる日が来るかもしれない。
ゼロとして一生を貫き通すといっても、ごくたまには仮面を脱いで「枢木スザク」に戻れる時もあるかもしれない。
あくまで可能性の話ですけど、ないとはいいきれない。
そういう希望を持っていてもいいんじゃないかと思います。
私は基本「生きてさえいれば、命さえあればこの先いいことあるかもしれない」という楽観思考なので。

これからはそんな小さな「希望」を少しずつ形にしていければなと思います。
私はあくまでスザク派の人間なので、ちょっとは彼に幸せあげてもいいよ、ね？
大丈夫あのこ天然だからついうっかりゼロであること忘れちゃうときもあるさ！
いざとなったらパラレルに走っちゃってもいいしね！（おい）

というわけで当サイトはこれからも367中心でやっていきたいと思います。
基本ねつ造上等！の方向で。
ついでにたまに現実逃避してパラレルに逃げるかもしれません（こら）
せっかくサン○イズが生み出してくれた367という素敵な食材なんだから、じっくり、そして存分に調理していくつもりです。
それでも良ければどうぞお付き合いください。