ジノォォォォ！

さて、巷で噂の『ザ・スニーカー』を購入してきました。

・・・想像以上の破壊力でした。
『続き』に感想イラストを載せておきますので、ネタばれOKな方のみどうぞ！

いきなり表紙のあおり文で泣きそうになりました。
『地位も名誉も、友もいらない－』
スザク、友達は必要だよ！？

今回はジノ視点だったので、彼がどういう人物なのかよくわかりました。

めちゃくちゃかっこいい男でした。

まもる先生のジノの容姿の描写が半端じゃなかったです（笑）
７行近くあったぜ！
どんだけ美青年なんですか彼。

外見だけでなく、やっぱり内面の描写もすごく細かく書いてあって、ただのお気楽貴族のボンボンではないなと思いました。
ごめん、ただのちょっとおバカなかわいそうな人だといいなと思ってましたよ、ジノさん。
あなたすごくかっこいい人だよ。
名門貴族の４男坊で、幼いころは籠の鳥って・・・あぁ、だから世間知らずなんですね＾＾

ジノが本心から認めるのは『自分と同じ弱いやつだけ』という表現にあれ？と首をかしげました。
普通逆で、強いやつじゃない？と。
が、読み進めて行くうちにとても納得できました。

自分たちのしていることは所詮は人殺しでしかない、でもそれを受け止めて生きていくしかない、そのためには自分自身に言い訳をして逃げ込むだけの弱さが必要だ・・・ということらしいです。
だから自分たちは弱いんだ、とジノは自覚しているらしいです。
でもそれって自分がしていることにまっすぐ向かい合っているっていうことだから、ジノはすごく強い人だと思います。
スザクにはちょっと・・・それは足りないかな～・・・。

今回のジノの名言：『悪いな。あいにく、これからぶちのめす相手と握手する趣味はないんだ』、『神のみぞ知る！』、『ラウンズには番号の順番はあっても、身分の上下はないんだぜ？』

ひ～、なんだこの男かっこすぎる・・・！
鳥肌たっちゃったじゃないか！

闘技場で初めてスザクの姿を見たとき、ア―ニャと同じくらいだと思っていたことに失笑＾＾
君と同い年ですよ・・・！
スザクが童顔であることはもはや公式らしいです。

というか、ジノが一発でスザクがなにか欠けてはならないものを失っていることを見抜いたのには驚きました。
ロイドさん以上の観察力・・・それだけR2のスザクはどこか危うげな雰囲気が出ているっていうことなんですかね。

この二人には一度、殴り合いの大ゲンカをしてほしいです。
というか、意見を思いっきりぶつけあってほしい。
ルルとスザクにはそれができなかったから・・・ジノは過去のスザクのことを知らないので、今のスザクをしっかりと見てくれると思います。
で、その上でスザクに色々と言って、それでスザクが激昂して喧嘩開始！という感じで。
ジノ相手ならスザクも本気を出せるでしょうし・・・そのうえで、お互いを認められるようになれば、と願っています。

・・・ジノが死ななければね・・・！
このてのいいお兄さんキャラって本当に死亡フラグたちやすいんですって・・・！
頼むからそれだけは勘弁してください、本当に考えたくもない。
頼みましたよ、谷口監督・・・！

ランスロットVSトリスタンは・・・もう、なんでアニメーションでやってくれなかったんだ！
と地団太を踏んだくらいでした（笑）
なんだろうこれかっこよすぎる、二人とも神速の領域だよもう。
ってか、ルル大丈夫か？と本気で心配になってきました。
ルルは3手目で確実に瞬殺されますね・・・カレンなら5手までいけるかもしれませんが。

試合後のセシルさんに怒られているスザクがまた可愛かったです。
やっぱりまだスザクはセシルさんに敬語使ってました（笑）
二人とも「スザクくん」、「セシルさん」と呼び合っててとても和みました。
特派改めキャメロット健在・・・嬉しすぎる！＾＾

とうかスザクは「准将」でセシルさんは「少佐」ですか！？
本当に出世したなぁ、もう。
ロイドさんはなんだろう？

そこでいきなりア―ニャ登場。
最年少でラウンズの座を獲得するだけあって、ちゃんと試合の真相を見抜いていて、さすが！と思いました。

で、ジノが登場、そしていきなりスザクの肩に手をまわしてくださいました（笑）

よく考えてみればこれがスザクとジノの初顔合わせとなるんですよね、ジノってば試合開始時の挨拶しなかったから。
しかもスザクはジノはきっと自分のことをナンバーズだから軽蔑しているんだろうな、そりゃそうだろうな、仕方ないよな、と思っていたでしょうから、いきなりのジノの行動にはさぞや驚いたことでしょう。
出会って数十秒で肩に腕を回され、わざわざ自宅に招いて歓迎の宴、ついでにいきなり名前で呼ばれるとは思わなかったでしょうね。
そりゃ目を白黒させますよ。
すっごいなぁ～、ジノは・・・まぁ半分はベアトリスさんのお仕置きから逃れるためなんでしょうけれど＾＾

あとア―ニャすごいい子だな！と思いました。
だってわざわざジノの代わりに怒ったベアトリスさんの相手してくれるんだよ！？
私だったら絶対にばっくれます、逃亡します。

そしてセシルさんとんだとばっちり（笑）
「盾」呼わばりには爆笑しました。
セシルさんならきっといい盾になってくれるよ・・・！

ベアトリスさんってOPでちらっと出てきた眼鏡かけている女性かな？
なんかお堅そうな感じだったので。
あのノネット姐さんにナイトメア戦で「死にたくなった」と思わせるほどの腕の持ち主とは・・・うわ、おっかない・・・！
彼女はどうやら、たった一人の騎士が戦場でできることなんてたかが知れている、という諦観にもみえる考えの持ち主らしいので、過去に何かあったんだろうな、と結構気になります。
というかギアスの登場人物って過去に何かある人でいっぱいだな！（笑）
一人一人にそれぞれ過去のドラマがあるってこともギアスの魅力の一つなんでしょうね。

小説の感想はこんな感じです。
ラウンズにもジノスザにもお腹いっぱいになりましたが・・・。
その一方で、ルル－シュ、いいの？スザク本当に取られるよ？
とちょっと悲しくなりました。
やっぱりルル－シュの本当の友情を築く相手ってスザクじゃないのかな・・・と思えてきて、若干へこんでいます。
スザクとの友情は失敗例だったってこと？と思えるので・・・。
今はこの二人に関してはあまり過度に期待をしない方がいいかもな、と思っています。

次回は６月末、とのことですのでいまからとても楽しみです。
お願いだからもっとジノスザを、ラウンズを、癒しをください（笑）

そして6月1日にR2の小説版が出るそうです。
まもる先生仕事早い！＾＾
前回と同様にスザクにスポット当ててほしいんですが、難しいかな～・・・。
R2でのスザクはますます内面が複雑になっているので、その辺りを補完してくれればありがたいんですが・・・、うぁ、だめかな。
そしてジノスザとラウンズとキャメロットをもっと・・・！（←しつこい）

というわけで、ここで終わりとします。
長々とした駄文に最後までお付き合いくださって、本当にありがとうございました＾＾